2013年11月26日

パズル解き大会・例題16・文の中の数字

 前の記事の続きのような内容、もう 「パズる会(2013)」 は終わったのに新たな 「例題」 というのも変な話ですが、これは今後のパズル解き大会向けのそれ、とでも考えていただければと思います。

 今月16日(土)のパズル懇話会例会の直前に作問して、発表紹介した問題の中の一つです。

例題16 文の中の数字.png

(画像をクリックすると画面が切りかわり、拡大表示されます)

 実はこれは パズル解き大会・例題03・紙の表に書かれた数字 にトライしてくださった某氏が、そのトライの最中に思いついた(素晴らしい!)アイディアを知らせてくれたので、それを借用して体裁を整えてみた問題です。
 このように、オーソドックスな「正しい文になるように空欄に数字をあてはめるパズル」のパロディ的イジワル問題は、まだまだいろんなバリエーションがつくれるなぁとそういう話、これも上の画像の枠の部分を下のものに置き換えても問題として成立します。

例題16 文の中の数字 関連データ.png

 で、パズル懇話会例会の発表時には問題文がまだ十分に練りつくせていなかったので、例会参加者から冒頭の問題について「□ に漢数字の『二』とかを入れればいいんじゃないの?」と言われまして…。(^^; なるほど、別解がいろいろ出ちゃいそうだ。(例会で発表すると、切れ者参加者から有効なアドバイスをもらえて問題をブラッシュアップできる。そういうことが過去にもたびたびあって、これはとてもありがたいことです)
 それで問題文を再検討した結果、上のようにしてみたのですが、これも、またしばらく間を置いて見直したら、また改変したくなるかも知れません。

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 別件ですが、短い話であるとともに日も迫ってきましたのでここに書いておきます。
 TV取材を受けた「パズる会2013」の様子の放映予定です。
 その後、番組制作会社から特に変更の連絡が来ていませんので下記の通りだと思います。

 『もっと×2 神のパズル』 第3シリーズ・第9回
 NHK・Eテレ 2013年12月1日(日)午後5時54分から


『もっと×2 神のパズル』 第3シリーズ
 NHK・Eテレから2013年10月より毎日曜日の17:54〜18:00に全国放送されている番組。
 これは、その前の17:30〜17:54に放送される『ファイ・ブレイン 神のパズル』(第3シリーズ)というパズル・テーマのアニメ番組本編の終了直後に放送される、アニメ中の難解パズルの解説やパズル問題にチャレンジするコーナーがあるミニ番組。ときには、今回の取材のようにカメラがスタジオの外に出ることも…。


 11月3日当日の取材状況から、今回は「パズる会」参加者の一人である KT氏に焦点をあてた番組構成になりそうな感じですが、フリーマーケットやパズル早解き大会の様子も紹介されるものと思います。
 さて、どういうふうに編集されているでしょうか?




posted by puzkai2013 at 13:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パズル解き大会2013・早解き08・枠の中の数字

 今回のパズル解き大会で (アンケートのコメントにもあったように) 評判がよかった早解き本番問題を、もう一つ紹介します。拙作です。(^^;

2013早解き08 枠の中の数字.png

(画像をクリックすると画面が切りかわり、拡大表示されます)

 画像内にも記したように、これは パズル解き大会・例題03・紙の表に書かれた数字 と同時期に作問したもので、オーソドックスな「正しい文になるように空欄に数字をあてはめるパズル」のパロディ的なイジワル問題です。
 かくしネタが同じである問題はいろいろつくることができ、当時、下のような問題パターンたちも検討しました。上の画像の枠の部分を下のどれに置き換えても問題として成立します。でも、例えばいちばん下では、ややこしすぎて早解き問題として出題するのには不向きでしょう。

2013早解き08 枠の中の数字 関連データ.png

 そう考えて、本番では2番目にシンプルなモノを採用することにしたのですが、今回の早解き本番を終えた後には、いちばんシンプルな「この枠の中には1が○個ある。」でもよかったかな、と思ったりもしています。

 なお、以下、念のために。
 数ヶ月前に某所で「かくしネタはほぼ同じだけれどジャンルはちがう問題」を目にしました。それを見て「同じようなネタの問題を昔つくってほとんど未発表のままにしているなぁ。パズル懇話会で話題にしたことがあったっけ?」と、一連のこの「枠の中の数字」問題を思い起こした次第。そんなわけで、思い出すきっかけにはさせてもらいましたが、これは別の人の最近作に倣って、後からつくった問題ではないことを最後に明記しておきたいと思います。

posted by puzkai2013 at 12:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする